システムの段階的導入スケジュール

最終更新：1997.7.17

0次システム

医事部門システムについては、オーダエントリシステムの稼働開始を待たずに、1998年4月の診療報酬改定より前に現行システムから移行する。

0.5次システム

以下の部門システムについては、オーダエントリシステムに先行して稼働させる。
• 薬剤部門システム（在庫管理）
• 検査部門システム
• 血液在庫管理システム
• 栄養課部門システム

1次システム

オーダエントリシステムの稼働開始時期は、1998年10月を予定している。以下に列挙するシステム機能については、遅滞なく順次稼働開始させる。
• モニタリング機能
• オーダ共通機能
• イントラネットとの連携機能
• 薬剤オーダ
• 検査オーダ
• 輸血オーダ
• 放射線オーダ
• 内視鏡オーダ
• 給食オーダ
• 処置オーダ
• 入退院登録
• 紹介状登録
• 予約オーダ
• 薬剤部門システム（残り）
• 放射線部門システム
• 内視鏡部門システム
• 病床管理システム
• 医療連携部門システム
• 病歴部門システム
• 病棟看護システム（ワークシートと看護オーダ）
• 透析部門システム
• 病院管理統計機能

1.5次システム

以下のサブシステムを稼働させるためには、技術的に解決すべき問題、運用の前提となる院内での準備作業、あるいは新病棟建築との同期について解決される必要があり、オーダエントリシステムの稼働と同時に運用開始することには困難がある。システム稼働開始から１〜４年後をめどに順次稼働させるものとする。
• レポートシステム
• カルテコメント
• 入院要約登録
• 診療データベースシステム
• 診療情報の統合的な表示機能
• 手術オーダおよび麻酔オーダ
• 病名登録
• 物品オーダ
• 手術室部門システム
• 物品管理システム
• 病棟看護システム（残り）
• 看護部管理システム

2次システム以降

以下のサブシステムを実現させるためには、新病棟の建築、技術の普及によるコスト低下、あるいは導入効果を得るための法整備を待つべきと考えられる。１次システムの範囲からは外すものとする。
• 画像システム
• 電子カルテシステム
• 健診センターシステム
• 救命救急センターシステム
• 生体情報モニタリングシステムとの情報統合

建築との関係

今後予定される病院の構造変更への対応について、十分に配慮されたシステム構成である必要がある。