カルテコメント
カルテコメント
最終更新:1997.7.5
- 目的
- チーム医療の支援
- 電子カルテへの布石
- 機能の概要
- 紙のカルテにメモを書くような機能である。
- 1患者について時系列で情報を持つコメントボックスである。
- フリーテキスト形式の入力を許す。
- オーダ履歴画面から随時参照できる。
- 上書きは許さず、他のオーダ履歴に準じた登録履歴を持つ。
- 運用
- 患者情報を院内で伝達するために使用する。登録権限は医師に限定せず、患者にかかわる全ての職種による入力を許す。例として、以下のような利用が想定される。
- ケースワーカから診療スタッフへの申し送り
- 中央処置室スタッフから外来診察医師への申し送り
- 一般外来から救急外来への申し送り
- 医師による利用が進めば、将来的な電子カルテの機能と運用を考えるうえでの布石となる。
- 評価項目
- 履歴を持つフリーテキスト情報をオーダエントリシステムが扱えること。(以下、「カルテコメント」と呼ぶ)
- カルテコメントとして入力された情報は、他のオーダ履歴と同様に管理されること。
- カルテコメントは、患者を指定したあとのオーダ基本画面から参照できること。
- カルテコメントへの入力は、他のオーダ入力と同様に、患者を指定したあとのオーダ基本画面からおこなえること。
- カルテコメントの入力日付の範囲指定、および入力された内容に含まれる任意の語句をキーとした患者検索がおこなえることが望ましい。