ユーザ認証

最終更新：1997.7.7

パスワードによるユーザ認証

利用者番号とパスワードによるユーザ認証ができること。

人事課データとの連携

病院情報システムの利用者登録は、人事課で管理するデータベースに基づいておこなう。病院情報システムは、ユーザ管理のために必要な情報を人事課データベースから出力されたファイルから取り込む機能をもつこと。ファイルフォーマットについては、病院情報システムベンダと病院側で打ち合せの上、決定するものとする。

イントラネットメールアドレスとの関係

当院で稼働中のイントラネットのメールサーバに対して電子メールを送信できること。他項で記載するように、オーダエントリシステムからイントラネットへ電子メールを送信する機能を実現させるために、オーダエントリシステムの利用者番号と電子メールアドレスとの関連情報をシステムが備えること。

利用者ごとの環境設定

1. 利用者に応じてオーダエントリシステムの端末の操作環境を設定できること。
   • マスタのデフォルト設定などの操作環境
   • ボタン配置や表示フォントなどの画面設計
   • その他

2. 利用者単位の端末設定に関する情報はサーバ側で管理され、変更があった場合には全ての端末で有効となること。

評価項目

1. 利用者番号とパスワードによるユーザ認証ができること。
2. パスワードとして使用できる文字は数字だけに限らないこと。
3. 利用者自身がパスワードを変更するための機能があること。
4. 特定の権限によって、利用者のパスワードを初期パスワードに戻すことができること。

5. 人事課システムからテキストファイルとして出力された利用者情報を、システムの利用者データベースに取り込むことができること。

6. オーダエントリシステムの利用者データベースにイントラネット用の電子メールアドレスを情報として保持し、各サブシステムからも参照、利用できること。
7. イントラネット利用者データベースからテキストファイルとして出力された電子メールアドレスの情報を、システムの利用者データベースに取り込むことができること。

8. 利用者単位でオーダエントリ端末アプリケーションの画面環境を登録できること。
9. 利用者単位でオーダエントリ端末アプリケーションの操作環境を登録できること。
10. 利用者単位でオーダエントリ端末のOSの動作環境を登録できることが望ましい。
11. 利用者単位の端末設定に関する情報はサーバ側で管理され、変更があった場合には全ての端末で有効となること。