ユーザ登録について

• 人事課システムよりFD媒体などにより抽出されたDBをオーダ側のユーザDBに登録を行ない、オーダ側で利用制限を設けることにより端末を操作する職員の運用制限を行なう。
• ユーザ登録とパスワードの設定はオーダ側で行なう。
• 将来的に人事課システムとオンライン接続を図り、ユーザ登録を行なうことも想定される。
• ユーザ登録の流れ

要求機能

機能	概要
ユーザIDについて	オーダ端末にログインするユーザIDには、人事課システムよりFD媒体によって仲介されるDBの職員番号を利用する。 職員番号は職員の退職などによる上書きを行なわないため、一意の番号である。
人事課システムより抽出された職員DBを登録できること	人事課システムよりFDなどの媒体へダウンロードした職員DBをオーダ側のユーザDBに登録する。 人事DBよりオーダ側へ受け渡す項目は以下の通り 職員番号 患者番号 職員氏名（カナ・漢字） 所属 職名 採用年月日 退職年月日 上記のデータは一括更新と変更分（差分）更新の選択を行なえることが望ましい。
ユーザの各種運用制限について	ログインするユーザIDより、以下の利用制限を行なう。 オーダ業務メニュー画面の起動制限 各種オーダ（照会・登録） 各種業務画面の表示項目限定（ユーザ権限による表示・非表示）
ユーザIDについて	ユーザIDは人事課システムに登録されている職員番号を用いる。 ユーザIDは5桁以上の数字による番号を用いる。 ユーザID毎にパスワードを設定できる。 パスワード入力中の表示は”＊”などの記号に置換する。 パスワードの設定には英数字やハイフンなどの記号を用いる。 利用者によるパスワードの変更を随時可能とする。 システム管理者は、利用者のパスワードを初期設定パスワードに戻すことができる。
ユーザ情報の参照と出力	以下の項目をキーとして、現在登録されているユーザ情報の参照・出力を行なう。 職員番号 ID番号 職員氏名（カナ・漢字） 生年月日 所属 職名 アクセス権限

参考資料：人事課システムの概要

機　　種　：　Unisys U6000

Ｏ　　Ｓ　：　Unix

開発言語　：　Mapper

対象業務　：　人事管理・給与計算・職員検診

評価項目

1. オーダエントリ端末を操作する時のユーザIDは、人事課で管理している職員番号を利用できること。
2. 人事課システムよりFD媒体などにダウンロードされた人事DBを仲介して、オーダ側のユーザDBに登録できること。
3. オーダ側のユーザDBは、随時更新が可能なこと。
4. オーダ側のユーザDBの更新は、一括更新と差分の更新ができることが望ましい。
5. システム管理者は、所属・職種に基づいた利用制限範囲の限定、または変更を行なえること。
6. ユーザID毎に運用制限を施せること。
7. ユーザID毎に英数字とハイフンなどの記号を用いたパスワードを設定できること。
8. オーダ端末にパスワードを入力する際は、入力している文字の表示を行なわず記号などに置き換えて表示すること。
9. パスワードはユーザにより随時変更できること。
10. 初期設定パスワードを永久保存できることが望ましい。
11. ユーザのパスワード忘却時、システム管理者は初期設定パスワードに変更できることが望ましい。
12. オーダ側に登録されているユーザDB情報の照会やリスト処理ができること。
13. 研修医など確定科の決定していない職員については、ローテーションテーブルを基にして、アクセス権限を与えられることが望ましい。
14. ユーザ個人で所属科を設定できることが望ましい。
15. 将来的に人事課システムとのオンライン接続を図り、オーダエントリのユーザ管理を行なえることが望ましい（但し、現行の人事課システムはバージョンアップされる可能性がある）。