医事部門システム
医事部門システム
1997.11.20 医療情報部
1.患者登録・照会業務
- 医事部門端末を操作する際、端末利用者のID入力ができること。
- 登録した患者(基本)情報の一部は永久保存情報とし、リアルタイムな情報を全ての部門において利用できること(医事部門システムで入力した情報は全てオーダリング側へ転送できること)。
- オーダエントリシステムが異なるベンダーであっても、医事部門システムに蓄積した患者情報をオーダリングサーバーへ転送できること。
- 一患者一番号制とし、新規患者については患者番号の自動付与が行えること。
- 緊急入院時にダミー患者氏名が登録でき、正規の患者氏名が登録されたときに統合できること(ダミー患者氏名登録は、重複しない工夫や一目でダミーと判断できるようシステムで施すこと)。
- オーダリング稼動後、二重登録してしまった患者番号を正規の患者番号に置換した時、オーダリングシステムへ転送できること。
- 患者番号総桁数は7桁以上で、本体(連番)6桁以上、最後の桁はチェックデジットとすること。
- 一患者10種(主保険、公費、労災、公災、自賠、公害、生保を含む)以上の保険登録が行えること。
- 公費の登録については受給者番号が同じものであっても、記号番号が異なれば登録可能なこと。
- 患者照会については濁音や、半濁音、何歳位、生年及び生年月などの曖昧な検索や、生年月日、性別、入院病棟、退院病棟、入退院日からも検索できること。
- 外国人の氏名登録は漢字氏名のエリアに半角アルファベットを入力可能なこと。
- 保険の負担割合登録の自動化を行うこと。
- 保険者マスタの更新が容易に行えること。
- 患者登録時の姓名漢字変換は同一画面上で氏名辞書による選択方式、又はワープロ機能が可能なこと(辞書登録機能も有すること)。
- 互助会識別のための患者と職員の家族関係(同一画面内のID入力・表示)を登録できること。
- 新生児情報に母親IDを登録できること。
- ドナーとレシピエントの情報(IDなど)を入力できること。
- 保険証の記号番号登録時、特殊文字(@、マル船 などの外字)の入力が容易に行えること。
- 前項で入力された特殊文字の印刷(レセプト・前回処方箋など)が可能なこと。
- 外字作成機能を有すること。
- 保険(主保険・公費など)の取得年月日、交付年月日、有効期限管理ができること。
- また、有効期限管理のリスト処理が可能なこと。
- 住所登録については住所マスタ(JIS準拠)を提供し、町名検索や郵便番号検索などの簡素化が図れること。
- 郵便番号を入力した時点で、住所の先頭部分が自動挿入されること(複数の候補がある場合は選択できること)。
- 郵便番号は地域コードや平成10年2月からの7桁対応ができること。
- 各種保険と年齢の組み合わせ及び有効期限のチェックが行えること。
- 科別最終受診年月日の表示が可能なこと(永久保存)。
- 自動再来受付機とオンライン接続が可能であり、再来患者の自動再来受付処理が可能なこと。
- 使用保険の履歴管理が可能なこと。
- 月毎に保険証(未)確認患者の画面表示ができ、印刷・ファイル出力ができること。
- 受診受付登録時、保険証の最終確認日が受診した月より前の場合はメッセージを表示すること。
- 特定の公費資格登録時に患者負担金が入力できること。
- 併用保険者番号と受給者番号との相関チェックができること。
- 老人低所得認定期間の設定ができること。
- 患者以外の属性が登録できること(ドナー、健康診断など)。
- 氏名漢字変換は入力したカナ氏名を再入力しなくても可能なこと(入力したカナ氏名を記憶しており、漢字氏名入力時に貼り付けできること)。
- 保険変更時に前の保険に上書きするのではなく、すべて登録し直すこと(上書きの場合、前保険の一部が残ると不具合が生じる場合がある)。
- 一部の公費受給者番号(チェックデジット)をチェックできること。
- 公費保険について申請中の登録・表示ができること。
- 国保、老人保険の保険者番号と郵便番号、地域コードのチェックができること。
- 労災保険は、自費預かりの処理ができること(料金算定・収納関連)。
- 保険者マスターの更新時(保険番号、一部負担金、公費番号等の改正時など)に一括変換が行なえること。
- 保険登録時、未来日での登録が可能なこと(その際、誤入力防止のため未来識別が登録できること)。
- 外国人のミドルネームの登録ができること(名前の間を記号などで区切って運用可能なこと)。
- 交通事故の第三者行為識別ができること。
現行の入院情報システム(NHIS)の継続利用について
現行の入院情報システムは、患者登録数の上限(40万人)がある為、次期医事会計システム端末には、入院患者情報システムに相当する機能を持たせなければならない。但しオーダリング稼動後、病床管理システムが稼動すればオーダリング端末で入院患者照会を行なうことができるため、平成10年10月を目処とした利用が想定される。
端末設置場所(現在医事端末が設置される場所以外の場所)
- 総合案内(1病棟1階)
- 警備員室(2病棟1階)
- 看護部(2病棟3階)
2.外来業務
- 受診科マスタは、3桁以上・100科以上登録できること。
- 複数受診は6科以上可能なこと(限度は病院で任意に設定できること)。
- 保険資格の有効期限切れの患者一覧表が出力可能なこと。
- 指定保険患者受診一覧表が出力できること(保険についてはワイルドカードで検索可能なこと)。
- 外来カルテ1号紙が単票としてプリントアウトできること(オーダ側の内容も含む)。
- 患者番号
- 患者氏名(カナ・漢字)
- 性別
- 生年月日(和暦)
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号(自宅・緊急時の連絡先)
- 保険情報(保険番号・記号番号・本人家族区分・有効期限・負担額・負担割合)
- 禁忌情報
- アレルギー情報・感染症情報(スペースを確保)
- 現在受診科の一覧
- 職員情報(所属・内線番号)
- レントゲンフィルムの有無(スペースを確保)
- コメント(フリーテキスト)
- 外来カルテの識別と受診科
- カルテのアリバイ(貸し出し)管理が可能なこと。
- 科別の受診順番から患者検索が可能なこと(または患者から科別の受診順番)。
- 保険登録画面と同一画面上で保険証確認登録(確認日)処理ができること。
- 外来の未来院患者リストが作成できること(任意の期間指定、科単位、全科指定ができること)。
- 日単位・科別・受付別に患者名簿(新患・初診・再診)が作成できること。
前回処方出力について(現行の予約システム関連)
- 前回処方箋(DO処方箋)に保険証の有効期限が出力できること。
- 未来日の診察予約登録、変更がカレンダー形式で容易に行えること。
- 予約の二重登録防止、および複数科同日同時間帯予約の防止ができること。
- 日付・医師・科をキーとした検索や予約数統計が出力できること。
- 予約日の前日までに前回処方箋の一括出力が可能であり、予約一覧表が出力できること。
- 入院中予約の患者登録時、ワーニングメッセージを表示すること。
- 予約確認票が患者別に出力できること。
- 予約登録時にコメント登録が可能であり、前回処方箋へ出力すること。
- 過去の予約データについては、媒体へのデータ退避や消去ができること(任意の期間)。
- 受診順番が診察室別、初再診別に自動付与できること。
- 前回処方箋に印字する項目は病院で任意に設定できること。
- 退院後初来院の場合、任意の画面にメッセージを出力できること。
3.入院業務
- 入院詳細情報のカレンダー形式での表示ができること(入退院年月日、主科、病棟病室、室料差額、入院料詳細、食事詳細、外泊)。
- 入退院履歴管理が可能であること(入退院履歴を99回以上保持すること)。
- オーダリング稼動後、入退院登録システムとの連携が図れること。
- 任意の期間で定期請求書が発行できること。
- 定期請求書の発行については、病棟別や患者指定による出力が行なえること。
- 定期請求後の追加診療分については次回の定期請求、または次回定期請求までに行われる退院日に合算できること(定期請求発行後の診療内容変更についての差額は、次回定期請求時に表示または出力が可能なこと)。
- 入退院予約の処理を行なえること。
- 入退院予約した患者のうち未実施のものについてリスト処理ができること。
- 入院中外来の科別稼動、患者数を表示・出力できること。
- 主治医の登録・表示ができ、レセプト出力・医師別統計などに反映できること。
- 医科・歯科それぞれの請求ができること。
- 患者の保険毎に請求処理が可能なこと。
- 入退院登録システムより患者の入退院・転科・転棟情報(病棟病室)を受け取れること。
- 入院カルテ1号紙のプリントアウトが可能なこと(出力項目は外来カルテ1号紙と同様で、入院カルテの識別を出力すること)。
病院減免の取り扱いについて
病室の病院減免の取り扱いについては、現行どおり紙による運用とする。