RI検査部門システム


前提条件


  1. オーダエントリ検査項目
  2. オーダエントリ側の画面での検査の選択方法(放射線予約オーダが基本)
    1. 大別された部位などを選択する。
    2. 核種及び内容を選択する。場合によりコメント文字入力を行う

  3. 検査予約日時の決定方法(放射線予約オーダ「日時決定」が基本)
    1. まず、部位、核種及び検査内容などをオーダする
    2. 日時の決定は、オーダされた内容から、検査可能な日時を表示する
    3. オーダ側は、その中から選択し日時を決定する
    4. 最初に選択した日から1週間単位で条件をパスした枠のみ表示する。また1週間単位で次の週を表示していく。

    5. 日時決定前(日時を選択した時)には、同一の検査を1ヶ月以内に実施していないか、 またその日時より、1ヶ月後に予約されていないかチェックする。もし重複があればその検査の年月日を表示する

    6. オーダリングによる検査予約は、休日を除く2日前の15:00まで受け付ける。(RI薬品発注のための締め切り機能)

    1. 患者スケジュールのチェックにおける想定機能
      1. RI検査の予約が他の検査などのスケジュールと重ならないようにする。 また他の検査からの移動時間を10分間確保する。
      2. RI検査の処置が他の検査などの処置と禁忌がないか確認し重ならないようにする。

      • 例1)CT検査が 9:00〜9:20 の場合、RI検査は移動時間を10分間見て9:30 以後の予約とする。
      • 例2)CT検査で絶飲絶食の前処置がある場合、水分負荷のあるような骨シンチの予約は取得できないようにする。

    2. 検査予約枠の設定における想定機能
      1. 検査項目により固定枠とフリー枠などに分類し、予約枠を設定する。
      2. 固定枠
        • 1週間単位で確実に予約がある検査は、あらかじめ検査を行う時間を固定し自動的に順番に検査を入れる。
        • 例えば骨シンチ、タリウムによる負荷心筋シンチ、脳血流IMP earlyなど
      3. フリー枠
        • 1週間単位で予約が不確実な検査は、ある時間帯をフリー枠として自動的に効率よく予約を入れる。
      4. 電話予約
        • 検査オーダにない検査及び緊急検査(検査を行いたい日の2日前の15:00以後予約したい検査)は、 電話により検査の予約をする。但しチェック機能の結果を一覧表示し、 チェック内容をそれぞれ強制的に解除できるようにする。この機能はRI検査室のみとする。
      5. 検査装置マスタ
        • 3台の装置があるが装置により行える検査項目マスタを装備すること
      6. 時間帯による枠設定
        • 時間帯による稼動装置種類と台数の変更ができるようにすること。
      7. 上記各枠設定は、それぞれデフォルトを持つが、日ごとの変更も可能とすること

      • 枠設定例)− 火曜日 −
      技師数装置稼動可能台数 枠(東芝) 枠(ADAC) 枠(GE)
      8:30
      アイソトープ調製及び装置のチェック
      9:00フリー枠 固定枠脳血流1 フリー枠
      固定枠脳血流2
      10:30
      フリー枠(装置2台まで稼動可能)
      11:30
      フリー枠(装置1台)
      12:00
      食事
      食事
      12:30固定枠骨シンチ1
      13:00固定枠骨シンチ2
      フリー枠(装置1台)
      固定枠骨シンチ3
      15:00固定枠骨シンチ4 固定枠骨シンチ5 フリー枠(装置1台)
      固定枠骨シンチ5固定枠骨シンチ6
      16:30
      データ処理など

    3. 検査スケジュールによる時間枠の設定における想定機能

      • 運用の概要
        1. 検査スケジュール項目
            処置時間、注射時間、検査時間1、検査時間2、検査時間3
        2. それぞれの時間と時間の間隔も設定する。

        3. 例1)脳槽を選択した場合は
          • 処置時間は0分
          • 注射時間は30分間
          • 注射時間から検査時間1までの時間は5.5から6.5時間
          • 検査時間1は30分
          • 注射時間から検査時間2までの時間は21から26時間
          • 検査時間2は30分
          • 注射時間から検査時間2までの時間は45から50時間
          • 検査時間3は30分

        4. 例2)心筋、タリウム、運動負荷を選択した場合は
          • 処置時間は30分
          • 注射時間は5分間
          • 注射時間から検査時間1までの時間は5分
          • 検査時間1は30分
          • 注射時間から検査時間2までの時間は3時間30分
          • 検査時間2は30分
          • 注射時間から検査時間2までの時間はなし
          • 検査時間3はなし

      • 想定機能
        1. 時間枠の内容および時間の変更ができること。
        2. 予約を入れる場合、自動的に同一のカメラに検査時間が重複しないようにする。

    4. 複数の予約項目の検査間隔の自動設定における想定機能
      1. オーダにより選択される検査項目に検査間隔のデータを持つこと。
      2. 検査項目を選択すると14日以前に前回のRI検査(注射日)が実施または予約されていないか確認して 検査があれば検査間隔のデータより間隔を取るようにする。
      3. 14日以内にRI検査(注射日)が予約されていないか確認して検査があれば検査間隔のデータより 間隔を取るようにする。
      4. 検査間隔のデータ及び前回検査(注射日)を確認する期間の変更が可能なこと。

      5. 例)甲状腺を選択し、Tc&Tlの場合は2日。腫瘍を選択し、Gaの場合は14日

    5. コリメータ種類による、コリメータ交換時間枠付加における想定機能
      1. 検査項目に、コリメータ種類の情報を付加すること。
      2. 予約しようとする検査の前後の検査に使用しているコリメータの種類を確認してコリメータの種類が 異なればそれぞれ10分間のコリメータ交換枠を自動的に付加する。

       

       

    6. 使用アイソトープの検定日の変更と登録における想定機能
      1. 使用アイソトープ別に検定日及び入手日を登録する機能
          通常はデフォルト値を使用するが、連休や週に休みがある場合は検定日及び入手日の変更があるため 1ヶ月単位で変更できるようにする。
      2. 使用アイソトープ別に検定日(入手日)を確認および登録する機能
        • 検定日及び入手日の確認ができたら1ヶ月単位で登録する。 この登録がなされていない日は検査が予約できないようにする。
      3. 検査の予約できる末日(4ヶ月間ぐらい)の翌月の登録がなされていない場合は、 自動的に確認及び登録画面が表示されるようにする。

    7. アイソトープ使用量のチェックにおける想定機能
      1. 一日最大使用量を各アイソトープごとに設定及び変更できるようにする。
      2. 各アイソトープが一日最大使用量を超えないようにオーダを自動で制限できるようにする。
      3. 年間最大使用量を各アイソトープごとに設定及び変更できるようにする。
      4. 各アイソトープが年間最大使用量を超えないように管理するため、現在の使用割合が表示されるようにする。
      5. 各アイソトープが年間最大使用量の割合がある割合(変更可能なこと)を超えた場合自動的に表示し、 確認できるようにする。
      6. Tcのジェネレータは8:30と13:00で溶出したとして減衰補正をする
      7. Tcのジェネレータの溶出量は入手日と容量を基準として算出する。
      8. Tcのジェネレータと標識化合物使用する検査項目毎に0.05を乗じたTcの量がロスとして計算する。
      9. Tcのジェネレータを使用する検査は注射時において溶出量より使用量が越えないようにする。

  4. オーダされた検査項目の関連付けにおける想定機能
    1. オーダされた検査は通称名で行うため、自動的に真の検査名、 アイソトープの商品名(使用アイソトープ)、標識化合物の商品名及びアイソトープの種類などの関連付けをする。
    2. また、関連付けが変更できること

    3. 例)副甲状腺を選択し、Tc&Tlを選択すると
      副甲状腺TlTc
      真の検査名副甲状腺シンチ甲状腺シンチ
      アイソトープの商品名塩化タリウム(201Tl)注ウルトラテクネカウ
      標識化合物の商品名なしなし
      アイソトープの使用量74MBq150MBq
      コリメータの種類LEPHLEPH
      アイソトープの種類201Tl99mTc

  5. 使用アイソトープの使用量の自動決定における想定機能
    1. 使用アイソトープごとに体重別の使用量を設定しておきオーダされた時点で体重より自動的に使用量を決定する。
    2. 使用アイソトープごとの体重別使用量を設定及び変更できること。

    例)
    検査 体重Kg 50〜55〜 60〜65〜
    骨MBq700750800850
    脳血流MBq111111148148

  6. RI検査別患者説明用紙
    1. RI検査を外来で予約した時点で、各々の検査の時間、内容などの説明を患者に渡せるように印刷できることが望ましい
    2. RI検査別患者説明用紙を新規登録及び内容の編集ができること。
    3. 入院患者が退院し外来で検査を受ける場合、退院時に病棟でこの説明用紙を印刷できることが望ましい
    4. 参考資料:現行の検査説明用紙

  7. アイソトープ発注及び受け入れ想定機能
    1. オーダリングシステムによるオーダを打ち切る、休日を除く2日前の15:00を過ぎたら自動的に 各メーカーに予定日のアイソトープのオーダをまとめ、発注及び受け入れ画面を表示する。
    2. その画面より電子FAXで発注する。この画面はFAXしないと閉じないこと。 さらに都合によりFAXをできなかった場合でも16:00には自動的にFAXされること。
    3. 受け入れたアイソトープは、受け入れ時にバーコードリーダ で読み取り(現在メーカーに確認中) 発注と適合するか確認する。自動的に発注及び受け入れ画面にデータを取り込む。
    4. 発注及び受け入れ画面の編集、印刷ができること。
    5. オーダ打ち切り以後のアイソトープの発注及び取り消しは、Telにて行うが発注及び受け入れ画面の変更は、 オーダの変更で自動的に行うことができること。

  8. アイソトープ注射用ラベルの印刷における想定機能
    1. あらかじめ、検査当日のアイソトープ注射ラベルシートを印刷できること。
    2. 検査内容の変更に対応するため、患者単位でも随時印刷できること。
    3. 印刷する内容などの変更が可能なこと。

    4. 例)

       

        氏名        科・病棟

        検査名       注射時間

        使用アイソトープ  使用量

       

  9. 前処置による薬の投薬における想定機能(放射線予約オーダ参照)
  10. その他の機能
    1. レポートシステムと連動すること
    2. RI検査を行うことにより必要及び発生するデータを自動的にデータベース化して保存すること。
    3. RI検査検査日誌、RI検査検査使用台帳、検査件数月及び年、アイソトープ使用量及び年、 アイソトープ受け入れ台帳、検査当日の予定表などそれぞれのフォームにあわせて編集、表示印刷すること。
    4. RI検査の統計件数出し必要な、データベース・ファイル項目の例
      • 患者番号・患者氏名・RI番号・依頼料・病棟・依頼医
      • 検査項目・使用核種・標識化合物・使用量・ファイル番号・備考

    5. 袋ラベルが印刷できること(放射線部門システム 「フィルム内袋用タックシールの印刷(共通)」参照)
      • 患者番号・氏名・よみ・年齢・性別・住所・検査日
      • 検査日・検査項目・使用核種・標識化合物・使用量・フィルムサイズ・枚数

  11. RI検査の端末
    1. 上記にあげた機能がスムーズに動作、表示、保存ができること。
    2. RI検査室端末と同機能のオーダがとれる端末を技師室にも設置すること。

要求機能

  1. 患者スケジュールのチェックが可能なこと
  2. RI検査の予約が他の検査などのスケジュールと重ならない機能をもつこと
  3. 検査の予約枠の設定が可能なこと
  4. 予約枠設定は、それぞれデフォルトを持つが、日ごとの変更も可能とすること
  5. 検査スケジュールによる時間枠の設定が可能なこと
  6. 時間枠の内容および時間の変更ができること。
  7. 予約を入れる場合、自動的に同一のカメラに検査時間が重複しないようにすること
  8. 複数の予約項目の検査間隔の自動設定ができること

  9. 袋ラベルが印刷できること

以下項目は、運用に応じて予算範囲内にてパッケージカスタマイズを行うこと

  1. 使用アイソトープの検定日の変更と登録ができること
  2. アイソトープ使用量のチェックができること

  3. オーダされた検査項目の関連付けができること。必要な関連付けマスタを備えること
  4. オーダ情報から、使用アイソトープの使用量が算出できること

  5. アイソトープ発注及び受け入れ登録ができること
  6. アイソトープ注射用ラベルの印刷ができること

  7. RI検査を行うことにより必要及び発生するデータを自動的にデータベース化して保存すること。
  8. RI検査検査日誌、RI検査検査使用台帳、検査件数月及び年、アイソトープ使用量及び年、 アイソトープ受け入れ台帳、検査当日の予定表などそれぞれのフォームにあわせて編集、表示印刷すること。