食種選択によるオーダエントリ
想定機能
1.食種の分類
食種を以下のように分類する。
2.普通食及び治療食
食種、食事開始日帯、食事終了日帯、加算有無、コメント、病名、併用食
塩分制限(g)、主食区分(注1)、主食形態(注2)、主食量(g)、副食形態(副食区分)、成分調製、飲料区分、飲物(本)
主食量は年齢からデフォルト設定され、かつ変更可能なこと。
ただし、食種によっては、塩分制限以下の項目は入力できない場合(既定値のみ)もある。
産科食、陣痛食に対応できること。
注1)主食区分とは、米飯、粥(5分、3部、重湯)、パン等のこと。
注2)主食形態とは、おにぎり等のこと。
3.経管・経口食
食種、食槙J始日帯、食事終了日帯、加算有無、コメント、病名、併用食
塩分制限(g)、濃度(kcal/cc)、全エネルギー(kcal)、配ぜん量(ml)、配ぜん量毎缶数(本)
ただし、食種によっては、塩分制限、濃度は入力できない場合(既定値のみ)もある。
4.調乳食
食種、食事開始日帯、食事終了日帯、加算有無、コメント、病名、併用食
商品名、濃度(%)、容量(ml/本)、本数、(混合商品)
ほ乳ビンサイズ指示(乳首サイズS、乳首サイズM)
5.欠食
外出、外泊、検査、手術等で食事が不要になった場合、その期間に対して欠食指示を行う。
本システムでは欠食を1食種として扱う。ただし、外出・外泊による欠食は、入退院登録システムにて指示する。
食事開始日帯、食事終了日帯、コメント、病名、欠食理由(入力せず、NPO、OPE絶食、検査絶食、外泊、退院、その他:栄養課のはい膳表にも印刷、スケジュール食を選択したときは自動的に入力されること。)
欠食指示時に欠食終了日帯を入力した場合、欠食終了後の開始食は選択を行うことで決定する。
6.併用食
主食と併用食の組合せは以下のようになる。
併用食 主食 |
普通食・治療食 |
経管・経口食 |
調乳食 |
欠食 |
| 普通食・治療食 | ○ |
△(注) |
○ |
× |
| 経管・経口食 | ○ |
○ |
○ |
× |
| 調乳食 | ○ |
○ |
○ |
× |
| 欠食 | × |
× |
× |
× |
(注)主食が普通食・治療食で、併用食に経管・経口食をオーダすると、保険料がとれませんの警告メッセージを表示する。
7.患者属性
以下の項目を食種に依存しない患者の情報として定義する。
ディスポ食器有り又はディスポ食器無し
生卵禁、鶏肉禁、青魚禁等
妊婦の希望による卵禁などに対応できること
加熱等
ヨード制限、繊維制限(低残さ)、水分制限、K制限等
例としてMRSA(検査オーダの検査結果からは取り込まない)
上記内容については、食事指示時点の情報及び現時点での情報として管理を行う。
禁忌等、食事コメントが5項目以上のときは、電話で確認することがわかるようなコメント入力ができること。
8.身長・体重
患者基本情報に患者の身長及び体重の入力を行えること。
身長、体重のデフォルトは、患者基本情報で管理されている値(測定値)を表示する。
システムで入力した身長・体重については、食事指示時点での情報として管理する。
身長と体重は特別治療食(医事課算定)時に継続(伝票)にも反映されること。
9.病名(治療食病名)
監査必要上、食事をオーダする際には病名の入力が必要となる。
病名入力の方法は、オーダする食種に関連付けされている病名から入力する(オーダリングシステムの病名DBがない限りは当システム独自の病名とする)。
10.加算
本システムで扱う加算には以下のものがある。
食種と病名により判断。 食種によっては加算、非加算を無条件で決定する場合もある。
無菌室管理とは、当該管理を行うために滅菌水の供給が常時可能であること、室内の空気清浄度がクラス1万以下であること等の要件を満たす無菌治療室において、医師等の立入、物資の供給等の際にも無菌状態が保たれるよう必要な管理が行われている場合をいう。(医科点数表の解釈より抜粋)
本システムでは、食事に対して無菌処理を行ったかどうかまた患者が無菌食を食べたかどうかの管理のみを行う。
11.スケジュール食
一連の食種を回数あがり食としてセット化されているものをスケジュール食とする。
入力の簡易化を目的としたもの。
スケジュール食の中では、各食事回数の変更及び食種の追加を行うことが可能。
スケジュール食終了後の食種は、スケジュール食の最後の食種が継続される。
スケジュール食の締切り時間は、スケジュール食の最初の食事の締切り時間。
12.個別食(オーダ食)
個別食とは、約束食事以外の食事のこと。
(約束食事とは、ルールブックに載っている食事であり、常時献立が用意されている食事のこと。約束食事については安易に内容が変更できないような仕組みが望ましい)
患者への治療上、約束食事では対応できない場合に用いる。
約束食事の内容(栄養量等)を基本として指示する事ができる。
また、フリーコメント及びレポートの入力を行う事ができる。
13.DO機能
既にオーダ済みの食事を、今回指示として簡易に複写を行える。
1食事帯、1日単位、指定期間単位の複写を行うことができる。
14.食種の検索
食種の検索には、以下の種類がある。
各検索において食種ごとの主成分量の表示を行う。
熱量(Kcal)、蛋白質(g)、脂質(g)、糖質(g)、水分(ml)、塩分(g)、適応・備考
15.支援機能
本システムにおける支援機能として、以下の機能がある。
16.外来透析食
外来透祈食とは、透析患者に対して病院から食事を配ぜんすること。
外来透析用の食種は設定しない。入院患者の食種と同じであるが選択できる食種を限定する。
締切り時間についても入院患者と同じ。
外来透析食を患者が食べたことにより、医事会計にて料金が異なる。
17.入院透析患者の配ぜん
入院透析患者は、基本的に病棟に配ぜんする。ただし、透析室に配ぜんを希望する患者については、病棟から配膳先をコメントとしてオーダする。
栄養課では食札コメントとして透析室はい膳のむね、印刷されるので、それを見て配膳先を変える。
18.薬扱いの経管食
本システムでは管理を行わず、処方オーダリングシステムで行う。また、これ以外にオーダする食事がない時は、食事オーダは欠食でオーダする。