入力インターフェース

入力インターフェース

最終更新:1997.7.5

  1. 目的
  2. 参考
  3. 評価項目
    1. 基本的なユーザインターフェースに関する要件

    2. あらゆる操作がマウスとキーボードのいずれからでも可能なこと。但し、以下の操作は除外する。
      • ウィンドウの切り替え操作(マウスだけでよい)
      • 稀にしか使われない機能を選択する操作(マウスだけでよい)
      • フリーテキストの入力(キーボードだけでよい)

    3. アクティブウィンドウが他のウィンドウから常に容易に見分けられるように表示されること。

    4. ウィンドウに複数の入力フィールドがある場合、タブキーで順番に移動できること。また、シフトキー+タブキーで逆順に移動できること。フィールドの配置および移動する順番については、合理的に設計されること。

    5. タブキーによって入力フィールドを選択する場合には、フィールドに移動した時点でフィールドの内容全体が選択された状態になること。

    6. マウスによって入力フィールドを選択する場合には、クリックされた位置が選択された状態になること。ダブルクリックされた場合には、フィールドの内容全体が選択された状態になること。

    7. テキストフィールドについては、標準でカットアンドペーストがサポートされていること。

    8. テキストフィールドについては、標準でドラッグアンドドロップ機能がサポートされていること。

    9. オーダエントリの各操作について、標準でアンドゥ機能がサポートされていること。

    10. 1つのウィンドウにあるボタンのうち、デフォルトのボタンを設定できること。デフォルトのボタンは、他のボタンと容易に見分けがつくこと。そのボタンをクリックする操作は、エンターキーおよびリターンキーを押すことによって代用できること。

    11. ボタンをクリックしたり、あるいはボタンに対応したキー操作をおこなった場合には、画面のボタンの色を変化させるなどの表示をおこなうこと。

    12. 1つのウィンドウに複数のボタンがある場合、よく使用されるボタンに対してはキーボードショートカットが設定できること。ショートカットキーの種類は画面上のボタンに表示されること。

    13. 任意の機能をファンクションキーに登録できること。

    14. ファンクションキーに登録された機能の内容が、判りやすいように画面表示されること。

    15. 利用者に選択入力を求める場合には、同一ウィンドウ内に配置されたラジオボタンによる選択、ポップアップリストによる選択、あるいは新たなウィンドウを開いた選択入力などのうちの適切な手段を用いることによって、画面上に展開するウィンドウの数が少なくなるように設計されること。

    16. 利用者の混乱を招かないように、モードレスウィンドウとモーダルウィンドウを適切に使い分けること。

    17. タブレットを接続すれば、マウスと同等の機能が実現されること。

    18. スケッチ画を扱えるサブシステムが存在する場合には、マウスおよびタブレットを使って、手書きのスケッチ画が入力できること。

    19. Macintoshのバルーンヘルプに準じた機能を備えることが望ましい。

      オーダ入力時のユーザインターフェースに関する要件

    20. オーダ内容に含まれる数値情報を変更する場合には、数値入力のための新たなウィンドウを開くことなく、画面上に表示されている数値を直接操作するイメージで変更操作ができること。

      フロントエンドプロセッサ(FEP)に関する要件

    21. ローマ字入力、50音カナ入力のいずれにも対応できること。

    22. システムを立ち上げ直すことなくローマ字入力と50音カナ入力の切り替えが迅速にできること。

    23. かな漢字変換は学習機能を備えること。

    24. ユーザ辞書機能を備えること。

    25. 医学辞書を備えること。

    26. 医学辞書を含むユーザ辞書は、テキストファイルからの一括登録、テキストファイルへの一括書き出しの機能を備えること。