印刷装置

印刷装置

最終更新 1997.7.7


  1. 前提条件
  2. この仕様で要求する印刷装置は、オーダリングシステムおよび貴社が請け負う部門システムの装置を指す

    印刷装置の形態(色指定のないものはモノクロプリンタ)

    1. A4対応日本語ページプリンタ
    2. 高速A4対応日本語ページプリンタ
    3. A4対応日本語カラー・ページプリンタ
    4. A3対応日本語ページプリンタ
    5. 日本語カラー・インクジェット式シリアルプリンタ
    6. 135桁および80桁日本語ドットインパクト式シリアルプリンタ
    7. タックシールプリンタ
    8. ミニプリンタ
    9. その他(貴社提案の印刷装置)

    印刷装置は、高温多湿・高振動・高周波ノイズ・粉塵・漏水・乱暴な操作などの 環境に対して、すぐれた耐久性を有すこと。

    印刷装置は、静粛性にすぐれていること

    印刷装置は、貴社の納入・運用稼動実績から、メカニカルトラブル(紙つまり、装置制御エラーなど)が少なく コンパクトな形状でかつ、メンテナンス(インクカートリッジ交換、用紙セット)に優れた製品を提案すること

    ページプリンタでのバーコード印刷:下記の業務において、精度の高いバーコード読み取りができること

    1. 検体検査搬送業務
    2. 各部署での患者受付業務
    3. 物流システム(将来)
    4. その他バーコードを読み取る業務

    端末からの印刷開始操作から、印刷装置の1枚目の印刷終了までの時間が、高速であること
    (例:ページプリンタの場合10秒以内)

    高速連続印刷が可能なこと(例:ページプリンタの場合 1分間に10枚以上)

    印刷装置のトラブルによる作業停止を回避するため、必要な部署にはバックアップ用プリンタを装備すること

    バックアップ用プリンタへの切り替えは自動的に行われること

    各部署において使用する様々な用紙(用紙サイズ、用紙形態[普通紙、シール紙など])を、 1台の印刷装置で用途に応じて自動的に切り替えて印刷できる機能を有することが望ましい

    接続インターフェイスは、下記のインターフェイスを用途に応じて選択が可能なこと。 また、貴社の開発・運用の経験から、用途別のインターフェイスを提案すること

    1. セントロニクスパラレルインターフェイス
    2. IEEE802.XX準拠LANインターフェイス
    3. RS-232Cシリアルインターフェイス

    プリンタ・ドライブ機能

    近年及び近月のめざましいコンピュータシステム機器の性能向上にすばやく追従するために、 下記に記す個々の構成機器は、機器発注時には見直すことができること

  3. A4対応日本語ページプリンタ
  4. 定義
    各種印刷を行う標準プリンタである

    台数
    必要数

    印字方式
    乾式電子写真方式

    用紙サイズ
    標準をA4とする(必要に応じて、A5、B4、B5をセット可能なこと)

    印刷速度
    A4:10枚/分以上であること(連続印刷時)
    印刷開始命令から、10秒以内で1枚目の印刷が終了すること

    給紙機構
    100枚以上の単票がセットできること
    シール用紙や厚手用紙などに印刷ができること
    2種類の用紙を同時にセットし、ホスト側で切り換えができることが望ましい

    解像度
    600DPI相当以上であること

  5. 高速A4対応日本語ページプリンタ
  6. 定義
    業務作業において高速連続印刷を必要とするプリンタ

    台数
    必要数

    印刷速度
    A4:20枚/分以上であること(連続印刷時)
    印刷開始命令から、8秒以内で1枚目の印刷が終了すること

    その他の仕様は、A4対応日本語ページプリンタと同等とする

  7. A4対応日本語カラー・ページプリンタ
  8. 定義
    単票用紙にて、高品位なカラー印刷を必要とする部門のプリンタ

    台数
    必要数

    印字方式
    レーザーカラー乾式電子写真方式

    用紙サイズ
    標準をA4とする(必要に応じて、A5、B4、B5をセット可能なこと)

    印刷速度
    A4:2枚/分以上であること(連続印刷時)

    給紙機構
    100枚以上の単票がセットできること
    シール用紙や厚手用紙などに印刷ができること
    2種類の用紙を同時にセットし、ホスト側で切り換えができることが望ましい

    解像度
    300DPI相当以上であること。
    スムージングにより600DPI相当以上の印刷機能があることが望ましい

  9. A3対応日本語ページプリンタ
  10. 定義
    業務作業において、大きな用紙の印刷を必要とするプリンタ

    台数
    必要数

    用紙サイズ
    最大A3以上(必要に応じて、A4、A5、B4、B5をセット可能なこと)

    その他の仕様は、A4対応日本語ページプリンタと同等とする

  11. 日本語カラー・インクジェット式シリアルプリンタ
  12. 定義
    連続用紙および単票用紙にて、カラー印刷を必要とする部門のプリンタ

    台数
    必要数

    印字方式
    カラーインクジェット方式

    印字桁数
    漢字 80桁以上

    印刷速度
    漢字 100字/秒以上。

    給紙機構
    A4以下の単票及びラベル用紙の自動給紙が可能であること。
    連続用紙装着時に、単票用紙との自動給紙切り替えが、ホスト側からの制御で可能であること

    インク
    耐水性が高く、黒色インクのみの補給が可能であること

    解像度
    360DPI相当以上であること。
    スムージングにより600DPI相当以上の印刷機能があることが望ましい

  13. 135桁および80桁日本語ドットインパクト式シリアルプリンタ
  14. 定義
    複写伝票を使用する部門で使用する

    台数
    必要数

    印字方式
    ワイヤドットインパクト方式。

    印字桁数
    漢字 135桁および80桁以上

    印刷速度
    漢字 65字/秒以上。

    給紙機構
    単票及び連続帳票の双方に対応し自動給紙が可能であること
    連続用紙装着時に、単票用紙との自動給紙切り替えが、ホスト側からの制御で可能であること

    対応用紙
    3枚複写に対応できること

  15. タックシールプリンタ
  16. 定義
    特に緊急採血が多い部署で使用する
    当院の採血管用ラベルに印字できること
    当院の各部署にて、精度の高いバーコード読み取りが可能な印刷ができること

    台数
    必要数

    印字方式
    熱転写方式

    印刷速度
    ラベル用紙10枚/分

    対応用紙
    ロール型タックシール

  17. ミニプリンタ
  18. 定義
    主にカルテに貼るための、オーダ控え印刷
    5年以上印字の劣化がないこと

    台数
    必要数

    印字方式
    熱転写方式

    印刷速度
    1ライン0.8秒以下

    対応用紙
    ロール型タックシールが望ましい。
    横幅は縦A4の半分が望ましい(当院のカルテがA4サイズになることを想定して)
    印字量に応じてオートカット機能を有すこと

    印刷速度
    1ライン0.8秒以下

    サイズ
    診察室机上を想定して、コンパクトなサイズが望ましい
    (幅200mmx奥行き500mmx高さ250mm程度以下)

  19. <その他(貴社提案の印刷装置)
  20. 貴社の開発・運用経験から、当院の印刷を必要とする業務に対し、最適な印刷装置を提案すること

  21. プリンタ全般に関する評価項目
    1. 貴社提案の、A4対応日本語ページプリンタの製品名
    2. 貴社提案の、高速A4対応日本語ページプリンタの製品名
    3. 貴社提案の、A4対応日本語カラー・ページプリンタの製品名
    4. 貴社提案の、A3対応日本語ページプリンタの製品名
    5. 貴社提案の、日本語カラー・インクジェット式シリアルプリンタの製品名
    6. 貴社提案の、135桁および80桁日本語ドットインパクト式シリアルプリンタの製品名
    7. 貴社提案の、タックシールプリンタの製品名
    8. 貴社提案の、ミニプリンタの製品名
    9. 貴社提案の、その他のプリンタの製品名

    10. 印刷装置は耐久性・静粛性にすぐれていること
    11. 印刷装置は、貴社の納入・運用稼動実績から、メカニカルトラブル(紙つまり、装置制御エラーなど)が少なく コンパクトな形状でかつ、メンテナンス(インクカートリッジ交換、用紙セット)に優れた製品を提案すること

    12. ページプリンタでのバーコード印刷では、精度の高いバーコード読み取りができること

    13. 端末からの印刷開始操作から、印刷装置の1枚目の印刷終了までの時間が、高速であること
    14. 高速連続印刷が可能なこと
    15. 印刷装置のトラブルによる作業停止を回避するため、必要な部署にはバックアップ用プリンタを装備すること
    16. バックアップ用プリンタへの切り替えは自動的に行われること

    17. 各部署において使用する様々な用紙(用紙サイズ、用紙形態[普通紙、シール紙など])を、 1台の印刷装置で用途に応じて自動的に切り替えて印刷できる機能を有することが望ましい
    18. 紙つまりが少なく、シールはがしの煩わしくない、シール用紙の種類を提案すること

    19. 接続インターフェイスは、各種プリンタ・インターフェイスを用途に応じて選択が可能なこと。
    20. 貴社の開発・運用の経験から、用途別のインターフェイスを提案すること
    21. プリンタ・ドライブ機能は、端末OSで可能なこと
    22. プリンタ・ドライブ機能は、必要に応じて、サーバから可能なことが望ましい

    23. 個々の構成機器は、機器発注時には見直すことができること