システム全般

システム全般

最終更新:1997.7.6

  1. 稼働実績に関する要件
  2. 連続運転に関する要件
    1. 当院に提案するシステム構成は、24時間365日の安定した連続運転が可能であること。他病院での実績があることが望ましい。
    2. 基幹業務を停止することなくデータベースのバックアップ等のメンテナンス作業ができること。
    3. 基幹業務のレスポンスの低下を招くことなくメンテナンス作業をおこなえることが望ましい。
    4. バックアップのスケジュールを任意に設定でき、バックアップ作業は自動化されること。

  3. オープンシステムに関する要件
    1. オーダエントリシステムと各部門システムの間のネットワークプロトコルはTCP/IPを用いること。
    2. オーダエントリシステムと各部門システム間のデータ転送の手順に関する全ての情報を開示し、仕様書の中に明記すること。もしくは、部門システム間のデータ通信の手順として、HL7などの標準フォーマットを用いること。
    3. 病院側が要求した場合には、任意の内部ファイルのデータフォーマット、および項目の意味を病院側に開示すること。
    4. 当院に提案するオーダエントリシステムは、現在医療情報部で運用中のイントラネットとの密接な機能連携のもとに、病院情報システムとして有効に機能すること。

  4. 信頼性に関する要件
    1. システムは可能な限り二重化されること。
    2. 信頼性のあるデータバックアップ方法をとり、バックアップ作業は自動化されること。
    3. 10年間以上の連続稼働を想定したシステム構成とすること。
    4. システムを構成するコンピュータやプリンタ等の周辺機器、およびバックアップメディアについては、特定のメーカーに依存しない、業界標準の規格に基づいたものを使用すること。
    5. 機器が故障した場合、あるいは老朽化に伴うトラブルの発生が予測された場合には代替機と速やかに交換できる体制を確保すること。

  5. 拡張性に関する要件
  6. その他
  7. 評価項目
    1. 提案システムと同一のサーバDBを利用したオーダエントリシステムについて、国内での稼働実績があること。これは必須条件である。
    2. 提案システムと同一のクライアントOSを利用したオーダエントリシステムについて、国内での稼働実績があること。これは必須条件である。
    3. 提案システムと同一のクライアントアプリケーションを利用したオーダエントリシステムについて、国内での稼働実績があること。これは必須条件である。
    4. 提案システムと同一のネットワーク構成を利用したオーダエントリシステムについて、国内での稼働実績があること。これは必須条件である。
    5. 提案システムは、24時間365日の安定した連続運転が可能であること。これは必須条件である。
    6. 提案システムは、24時間365日の安定した連続運転の実績があることが望ましい。
    7. 基幹業務を停止することなくデータベースのバックアップ等のメンテナンス作業ができること。
    8. 基幹業務のレスポンスの低下を招くことなくメンテナンス作業をおこなえることが望ましい。
    9. バックアップのスケジュールを任意に設定でき、バックアップ作業は自動化されること。
    10. オーダエントリシステムと各部門システムの間のネットワークプロトコルとしてTCP/IPを用いること。
    11. 2000年問題に対応済であること。
    12. オーダエントリシステムと各部門システム間のデータ転送の手順に関する全ての情報を開示し、仕様書の中に明記すること。もしくは、部門システム間のデータ通信の手順として、HL7などの標準フォーマットを用いること。
    13. 病院側が要求した場合には、任意の内部ファイルのデータフォーマット、および項目の意味を病院側に開示すること。
    14. 現在医療情報部で運用中のイントラネットとの密接な機能連携のもとに、病院情報システムとして有効に機能するよう配慮されていること。
    15. システムは可能な限り二重化されること。
    16. 信頼性のあるデータバックアップ方法をとり、バックアップ作業は自動化されること。
    17. 10年間以上の連続稼働を想定したシステム構成とすること。
    18. システムを構成するコンピュータやプリンタ等の周辺機器、およびバックアップメディアについては、特定のメーカーに依存しない、業界標準の規格に基づいたものを使用すること。
    19. 機器が故障した場合には代替機と速やかに交換できる体制を確保すること。
    20. 機器の老朽化に伴うトラブルの発生が予測された場合には代替機と速やかに交換できる体制を確保すること。
    21. ハードウェア・ソフトウェアともに、以下のような将来のシステム拡張に対応できること。
      • 高速なネットワークへの移行
      • 大容量外部記憶装置の接続
      • オーダ対象業務の拡大
      • 経営支援への対応
      • 電子化画像への対応
      • 電子カルテへの対応
        各サーバ・各クライアントのコンピュータ時間をあわせる機能を持つことが望ましい。